ベーススラップの「サムピングとプル」のポイント 音楽知識ゼロなのにエレキベースはじめました

ベーススラップの「サムピングとプル」のポイント


エレキベース演奏の醍醐味といえば、やはり「スラップ」ですよね♪

このスラップが上手いことできるようになるとベースの楽しみ方に広がりが出てきそうなので、今回はスラップの「サムピング(振り抜き型)とプル」のコツのようなものを自分なりに一覧にしてみました。

右手のポイント

  • 基本的にはサムピングは4・3弦、プルは2・1弦で行う
  • サムピングとプルの組み合わせの定番は「オクターブ上の同音(2弦下+2フレ下)」か「5度(1弦下+2フレ下)」
  • 手の形は親指を伸ばし、プル用の人差し指は軽く曲げ、その他の指は握っておく
  • ドアノブを回すような感じで手首の回転を利用してサムピングする
  • 親指の側面の硬い部分を利用して弦を叩き、バウンドさせるように弦から指を離す
  • 親指でアップピッキングもするのならば指先でピッキングして振り抜き、下の弦で止める
  • アップピッキングは弦の下に親指の爪を引っ掛けて、こちらも手首の回転で音を出す
  • サムピングする弦の位置に厳密な決まりはないが、ネックの根本の指板上が良さそう
  • 人差し指でのプルはサムピングすると同時に弦の下に潜り込むようにクセをつける
  • 手首を返す感じで弦を指に引っ掛けてプルをする
  • プルはそれほど大きく音を出そうとしなくてもしっかり鳴る
  • スラップでは右手でのミュートが難しいので左手で弦を抑えてミュートする

・・・という感じで勝手にまとめてみましたが・・・
これらの方法が正しいかどうかもわかりませんし、まだまだ抜けてるポイントがかなりありそうな気がしてなりませんね。

まぁそんなことはどうでもいいとして、スラップは一人でベース練習をしている僕からすると「楽しむためにはなくてはならない奏法」ですので、ベースに興味がある方ならば絶対に習得しておきたい技術なんじゃないでしょうか?

そして現在の僕の状態としては・・・最近では狙った弦に親指がやっと当たるようになってはきたものの、プルに関してはちょっと苦戦中です。

というのも上にも書いたような「サムピングと同時に人差し指が弦の下に入っている状態にする」とか「手首の回転でプル」みたいなことがナカナカ上手くいかずに、プルの際には人差し指を曲げて弦の下からピッキングするような感じになってしまうクセが付いてしまっているんですよね。

これは自分ではぜんぜん意識してなかったんですけどスラップの右手部分のフォームを鏡でチェックしたときにわかったことで、現在矯正中ですよ。
・・・2弦のプルならば指を潜り込ませる感じになるんですが、どうも1弦では下に弦がないことを良いことに一旦指を伸ばしてピッキングしてるんだよなぁ。



・・・と、記事をここまで書いていて「そういえばサムピングの方法にはもう一個あったなぁ…」なんてことをフト思い出したので、もう一つのレッチリのベーシストである「フリー(Flea)」スタイルのサムピングについても触れておきたいと思いますね。

まずフリーのサムピングといえば・・・「親指を振り抜く」のではなく、ベースを低くかまえて「下向きにした親指の側面を弦に叩きつけて音を出す」のが特徴となります。

この奏法だと「見た目的にカッコ良く」「音も派手?」な印象があるとはいえ、デメリットはあるようでして・・・どうしても親指が下向き状態ですし、弦を叩いたらすぐに離す必要があるためにアップピッキングができないんですよね。
(個人的にはアップピッキングができなくても、「連打がしやすいサムピング方法」っぽいのでしっかりと習得すれば問題なさそうだとは思いましたけど…)

ちなみに、僕の場合は普通(?)にベースの位置を高くして弾く「振り抜き型のスラップ」で最初に楽に音が出てしまったため、フリー型のサムピング方法は練習しておらず、これからも(フリー型では音が出てくれないので)練習はしないと思います。
でも音はフリースタイルの方が弾(はじ)けるような音で力強くてカッコイイんだよなぁ♪

・・・とにかく奏法に優劣はない(…たぶん)でしょうから、皆さんも「出したい音」や「見た目」「弾きやすさ」などから、どちらのサムピング方法にするのかを自由に決めてスラップ練習をされてみてくださいね。




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