気が小さくて周りの音に敏感な僕はずいぶん前から睡眠中に「耳栓」を愛用しています。
そして毎日使用するものなので結構頻繁に通販サイトで自分に合う耳栓探しをしているんですが・・・今回は「スリーエムのイージーフィット」を購入して試してみました。
●こんな形の耳栓です。
こちらの耳栓の大きな特徴としては「とにかく小さくて耳への負担が少ない」というところがウリでして・・・
僕は別に耳の穴が小さいわけでもないのですが、やはり通常サイズの耳栓を寝ている間つけっぱなしにしていると耳が痛くなったり、ひどくなると頭痛がすることもあったので「イージーフィットのつけ心地や遮音性」というのが前から気になってはいたんですよね。
というわけでさっそく、無事に届いたイージーフィットが「どんな耳栓なのか？」を確認してみると・・・
「予想どおりめっちゃ小さい！」ってことと、「素材が柔らかい！」ってのが第一印象でしたね。
そして実際に装着をすると、ハッキリ言って「つけ心地は超快適で耳の穴が痛くならないので最高♪」でしたが、当たり前ですが「遮音性がイマイチ…」というのが正直な感想でしたよ。
もちろん「つけ心地の良さ」と「遮音性の高さ」の両立はほぼあり得ないことなので自分に合うバランスの耳栓探しが重要ですけど、僕からするともう少し大きめでも大丈夫だったのかもしれませんね。
・・・まぁ、購入前から遮音性の高さを表す「NRR値」が「28dB(デシベル)」でしたので、ほどほどな遮音性はガッツリ想定内ではありましたけど。
(耳栓の最高値はNRR値33dB)
ここで、遮音性があまり良くないことから・・・
イージーフィットをつけた状態で、「さらに粘土のように耳にくっつけて遮音するシリコン製の耳栓をつけると良いんじゃないか？」・・・という考えが頭をよぎりましたけど、「シリコン製耳栓は多少耳の穴に入るぐらいで装着しないとすぐに外れてしまう」そうですし、なにより面倒なので僕はヤメてしまいました。
●シリコン製の耳栓で有名な「Macks Pillow Soft」
ちなみに僕は、イージーフィットの前は「MOLDEX(モルデックス)のMeteors(メテオ)」という耳栓を使っていて、こちらはNRR値が33dBということもあって遮音性がかなり高い耳栓ではあるんですよね。
●大きさ比較画像
ただ僕からするとこの耳栓は大きすぎでして・・・新品のメテオを使う際には、ひとつひとつ個体差がある中でも「できるだけ小さめで柔らかいやつ」を選んで使わないと耳が痛くなってしょうがない状態になってしまい、結局大きめor固めな耳栓は捨ててしまうためにかなりコストパフォーマンスが悪くなって困りモノでした。
(・・・ちなみにメテオには「ミニ版」があって、こちらの遮音性はNRR値28dBのようですね。)
だから多少の遮音性には目をつぶって(なんか変な表現ですね♪)、現在はメテオではなく「イージーフィット」を主に使用中ですが、購入前に実物を見ずにネットの簡単な商品画像を見て購入してしまった「僕の完全な確認不足」からくるチョットした誤算もありまして・・・
それが、「耳栓のオシリの部分が空洞？というか最後までしっかりと素材が詰まっている耳栓ではなかった」というところでした。
●僕はオシリの「ビロビロ部分」まで耳栓本体があるものだと勘違いしてました…
●メテオのオシリ画像
なので、もともとの耳栓の小ささと相まって「男性の耳の穴には簡単にスッポリと全部入ってしまう」ため、耳栓を外すときには爪が短い状態だと耳栓をつまめないという問題が発生。
そこで僕は毎回「毛抜き」を耳に突っ込んで取り外すようになりましたが、「毛抜きでツマンだ部分がときどき千切れてしまう」ので寿命自体はかなり短くなってしまい、その点が少し悲しいポイントでしたね。
これだったら「イージーフィット」の大きいバージョンである「3M E-A-R FX」の方が自分には向いているのかな？
こちらも素材自体がかなり柔らかいらしいから大きめでも問題ないかもしれないし。
とにかく暫くは「家の残っているメテオ(以前に50個セットを買ったんでまだ20セットぐらいあります…)」と「今回購入したイージーフィット」を切り替えて使っていきたいと思います。
イージーフィットは「耳の穴が小さめな人」だったり、「ホドホドに騒音対策したい人」にはかなりオススメですし、「今まで耳栓をつけたことがなくて慣れてない」なんて人の入門用としてはピッタリの耳栓だと思うのでお試しになってみてはいかがでしょうか？
遮音性がそこまで高くない耳栓だったとしても、「音が直接耳に届かない」というだけで音の感じ方がずいぶん変わると思いますよ。
でも「イージーフィット」に関しては「奥に入れ過ぎると取るのが大変」なんでその点はお気をつけ下さいね♪
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